軽自動車 ホンダ
軽自動車といえば、ダイハツとスズキというイメージが強いと思うのですが、ここにきてホンダが大攻勢をかけてきています。
軽自動車の売れ筋ランキングでも1位を獲得したみたいですし、巨大メーカーが本気を出して軽を作るとすごいってことを証明した形になりましたね。
実際にホンダ車はおしゃれでスタイリッシュなイメージがありますから、今まで軽自動車に興味がなかった人でも
「ホンダが作るならちょっと興味があるな」
という感じでディーラーに見に行って、そのまま試乗して、思ったより良いということで契約・・・なんていう流れの人もたくさんいるのではないでしょうか。
冷静に考えると、軽自動車にかかる年間コストってかなり少ないですからね。
もちろん新車だけでなく、中古車 軽自動車ならさらに安くなります。
新車より車両価格が安いから当然なんですけどね。
税金や燃費、有料道路の料金でも普通車よりもかなり優遇されていますから、車にかかるお金を少しでも減らしたい人には救世主のような存在だと思います。
さて、そんな軽自動車ですが、人気のホンダは下記のようなラインナップとなっています。
・N-WGN
- 価格113.1万円〜
- 燃費29.2〜24.2km/L
・N-WGN Custom
- 価格133.5万円〜
- 燃費29.2〜23.0km/L
・N-ONE
- 価格115万円〜
- 燃費27.0〜20.8km/L
・N-BOX
- 価格123.99万円〜
- 燃費25.2〜21.2km/L
・N-BOX Custom
- 価格145.99万円〜
- 燃費25.2〜20.6km/L
・N-BOX +
- 価格135万円〜
- 燃費24.0〜21.2km/L
・N-BOX + Custom
- 価格154万円〜
- 燃費24.0〜21.2km/L
・バモス
- 価格124.65万円〜
- 燃費15.8〜14.0km/L
・バモス ホビオ
- 価格120.35万円〜
- 燃費16.2〜14.0km/L
・ライフ
- 価格98万円〜
- 燃費19.6〜17.0km/L
・ライフ ディーバ
- 価格129.9万円〜
- 燃費19.6〜16.0km/L
軽自動車 価格
軽自動車はその性能がアップしている分、価格も以前よりはアップしているようです。
アラフォー世代なら
「軽自動車は80万円くらいで買える車」
という認識の人も多いと思いますが、実際は120万円前後のものがボリュームゾーンとなっていますね。
これは1300〜1500ccの普通車とそんなに変わらない価格だと言えるでしょう。
人気のフィットのガソリン車でも126万円という車両価格になっているので、軽自動車だから安いという概念を変えていく必要がありますね。
これは新車だけでなく中古車にも当てはまります。
人気の車種などは値落ちの幅が少ないですし、タマがあればすぐ売れていくほどだそうなので、販売業者も強気の値段設定をしているせいもあるでしょう。
新車と比較してその価格差が10万円程度なら、わざわざ中古を買わずに新車を買えば良いと思うのですが、それでも中古を選ぶ人がたくさんいるようですね。
その捉えかたの中身は
「10万円あったら、ガソリンを何回満タンにできるか」
というのもがあるといいます。
確かに満タンにして30リットルだと考えれば、現在のガソリン1リットルの価格が150円だとして4500円、10万円で割ると21回給油できることになりますね。
しかも燃費が良いので、よほど走り回る人で無い限り1ヶ月に1回程度の給油で済むと思います。
ということは約2年近くのガソリン代が浮いてくるということですね。
10万円でもこういう計算をすればすごく大きいということがわかります。
これに加えて、税金が上がっても1万円ちょっとというのも助かりますよね。普通車の比べてローンを組んだ時の月々の支払額も大きく変わってきます。
軽自動車が人気なのも頷けますね。
軽自動車税
普通車にくらべて軽自動車の税金はかなり安くなっています。
- 軽自動車=7,200円
- 排気量1.0リッター以下の普通自動車=29,500円
ところがこれが原因で輸入車が売れないんだとかいう、アメリカの無茶苦茶な理屈のプレッシャーのせいもあるのか、とうとう税金額がアップすることになってしまいました。
現行(2013年)の税額はこのようになっているのですが・・・
- 乗用(5ナンバー車)→業務用:5,500円 / 自家用:7,200円
- 貨物(4ナンバー車)→業務用:3,000円 / 自家用:4,000円
変更後は
・2015年4月以降に買う新車(自家用四輪)を対象に、現行の1・5倍となる1万800円に増税する
ということになるようです。
軽自動車とは「総排気量660cc以下の自動車」のことを指すわけですが、そもそもリッターカーを買わずに軽自動車を買った人としては「税金のやすさ」という部分が大きく影響しているはずなのです。
そこを考えずに単純に税金額アップというのはいかがなものかと思いますね。
さすがにスズキだったかダイハツだったかの社長の「軽自動車は貧乏人のための車」というような発言は問題ありだと思いますが、少なくとも優遇されているからこそ購入したという人は多いはずなんですね。
日本の道路事情、駐車事情に則した車が軽自動車ということで、人気があるのですから海外メーカーも同じ土俵で勝負すれば良いんですよ。
ベンツやプジョー、フォードなどの軽自動車があれば乗りたいと思う人も多いと思いますけどね。
そういう交渉の仕方をして自分の土俵で戦い、日本の企業の利益を守るということが政治だと思うのです。
もう、いつまでもアメリカの属国のような立ち位置から脱却して、新しい道をさぐる時期に来ていると思うんですけどね。
軽自動車 スズキ
軽自動車といえばスズキが2強の一角をしめていたのですが、最近はダイハツとともにホンダも強力なライバルとなって3強時代に突入しうたようです。
そういう危機感からか、あたらしくハスラーという車種を発表しましたが、そのネーミングでいきなりケチがついてしまいましたね。
というのも、「ハスラーという名前の米国の成人男性向け雑誌がある」からなんですね。
スズキだけでなく、マツダや三菱の車も同じようなミスをおかしているわけですが、こういうのって事前にチェックしないものなのでしょうか?
少なくとも輸出を念頭においているなら、その国の文化などを調べた上で名付けるのが当然だと思うのですが、どうなんでしょう。
と言っても、海外でも訳の分からない日本語や漢字をつかった店名や製品名もあるので、どこの国も同じということかもしれませんね。
以前西海岸には「ハラキリ」っていう名前の料理やさんがあったとか友人が言ってましたし。
外国人が「便所」とかっていうタトゥを腕にいれてるとか、そういう感覚でみてくれれば良い・・・ことにはならないので、やっぱり名前はちゃんと調べてからつけて欲しいですね。
ワゴンRとかスペーシアは特に問題はない名前なのか、もう一度調べたほうがいいかもしれません。
まぁ、問題があっても今更変更するわけにはいかないのが辛いところですけど。
軽自動車 ダイハツ
軽自動車の有名メーカ−といえば、やはりダイハツは外せないばかりか、代名詞のようになっていると思います。
テレビコマーシャルでも有名人を起用していますので、見たことが有るという人も多いのではないでしょうか。
- タント:菅野美穂、青木崇高、石倉三郎、豊川悦司、綾野剛
- ミラ:平田満、安藤サクラ
- ムーブ:役所広司、八嶋智人、渡部篤郎、壇蜜
- ココア:桐谷美玲
このように一覧にしてみると、同じ軽自動車でもどういった層に訴求しているのかがよくわかりますね。
小さな子どもがいる家族にはタント、若い独身女性にはココア・・・ムーブはよくわかりませんけど(笑)
さて、そんなダイハツの軽自動車のラインナップは下記のようになっています。
・ミラ イース
- 価格 745,000円〜1,280,000円
・ミラ
- 価格 860,000円〜997,000円
・ミラ ココア
- 価格 1,130,000円〜1,517,000円
・ムーヴ
- 価格 1,070,000円〜1,441,000円
・ムーヴカスタム
- 価格 1,300,000円〜1,601,000円
・ムーヴ コンテ
- 価格 1,125,000円〜1,446,000円
・ムーヴ コンテカスタム
- 価格 1,325,000円〜1,616,000円
・タント
- 価格 1,170,000円〜1,581,000円
・タントカスタム
- 価格 1,470,000円〜1,751,000円
・タント エグゼ
- 価格 1,170,000円〜1,471,000円
・タント エグゼカスタム
- 価格 1,440,000円〜1,611,000円
・アトレーワゴン
- 価格 1,365,000円〜1,690,000円